留学を通して感じた日本文化。時間への執着

ジュニザ・ヌルフスナ(インドネシア出身)
留学先
拓殖大学 国際協力学科
留学期間
2017年から現在

ずっと桜と雪に憧れていましたが、寒いのは苦手(笑)

日本に来て何年ですか??

ジュニザ・ヌルフスナさん(以下、ジュニザ): 2017年の4月からきました。

今は大学でなんの勉強をしていますか?

ジュニザ:ほとんどが日本語の勉強ですが、英語と韓国語も勉強しています。

なぜ日本語を学ぼうと思ったのですか?

ジュニザ: 最初は高校を卒業した時、すぐにインドネシアの住友建機に就職しました。

そこでは週に一度日本語の授業があり、会社も日本企業だし、上司も日本人だったので日本語を勉強しようと思いました。

上司の方はインドネシアの言葉は話せたのですか?

ジュニザ: いえ、英語と日本語だけ。

英語は私はもともと話せたので日本語を覚えようと思いました。

日本に来る前に日本はどんなイメージでしたか?

ジュニザ: インドネシアは季節が二つしかありません。

雨季と乾季。

日本は4つありますね、ずっと桜の花と雪に憧れていました。

そのイメージです。

実際に桜は見ましたか?

ジュニザ: はい、見ました。本当に綺麗。

とても綺麗だった。

寮の前が全部桜の木なので毎日見ました。

日本で実際に過ごして、学んでみて日本の好きなところなどできましたか?

ジュニザ: 旅行が好きなのでたくさん行ってみたいのですが、去年も京都に行きました。

伝統的なものがたくさんあって、日本の好きなところは京都です。

伏見と清水寺に行きました。

本当に綺麗で大好きです。

逆に日本に来て嫌だったなとか困ったなどの経験はありますか?

ジュニザ: 嫌になるような問題はありませんが、日本に来た日、到着した時は温度がインドネシアと全然違います。

インドネシアは大体20度以上、でも日本は夜になると9度。

三日間くらい頭が痛くて、多分花粉や黄砂のせいだと思いますが目が痒くなりアレルギーが出ました(笑)

インドネシアは花粉症とかないのですか?

ジュニザ: ない、あまり聞いたことないです。

やはりヒジャブのことが心配

日本で就職したいですか?

ジュニザ: はい、働きたいです。

もともと日本語を使った仕事をやりたいので。

日本で正社員として仕事をするのを経験したいです。

それはどうして?

ジュニザ: 日本企業の文化を知りたいです。

大体前の仕事の住友建機と同じかなぁとは思いますが、同僚は皆インドネシア人ばかりでした。

日本で就職すれば同僚は日本人ばかりだと思うので、やはり違うかなと思います。

日本で就職することに何か不安なことはありますか?

ジュニザ: 日本に来たバリの時、アルバイトの面接を2回受けましたが、どちらも落ちました。

本当に理由はわかりませんが、多分ヒジャブ(宗教観による頭に被るベール)のせいかなと思います。

宗教がもしかして問題なのかな?とそれが心配です。

今までインタビューさせてもらったムスリムの女性も同じようなことを言っていましたが宗教のことは心配ですか?

ジュニザ: 私はお祈りの時間も必要なので就職活動の面接でそのことも交渉すると思います。

そうゆうことが気になります。

他にもありますか?

ジュニザ: 敬語ですね、それと電話の受け取りです。

日本人は話すのが早いので聞き取るのが難しくて「もう少しゆっくり話してください」とよく言います(笑)

電話は相手の口や表情が見えないから一番問題です。

緊張しているので理解がとても難しいです。

日本企業は時間に厳しい

日本での就職活動の方法などはどうやって手に入れますか?

ジュニザ: 多分友達から聞いたりすると思います。

日本で就職している外国人に、聞いてみたいことはありますか?

ジュニザ: ずっと日本に住んでいるとおもいますが、自分の国に帰りたいと思いますか?と聞きたいです。

それは私も時々帰りたいなと思うことがあります。

家族に会いたいし、でも日本で結婚できたらこちらに家族ができるので大丈夫かなとは思いますが(笑)

日本でもし就職していつかインドネシアに帰るとしたら日本で働いたことはキャリアアップになりますか?

ジュニザ: はい!もちろんなります。

インドネシアでは日本企業のイメージはどんなものですか?

ジュニザ: 時間を守るのが厳しい(笑)

日本企業は時間に厳しいイメージです。

インドネシアはそんなに厳しくないです。

どんな仕事をしたいとかありますか?

ジュニザ: データとか調査とかが好きなので、事務の仕事がしたいです。

最後に日本で叶えたい夢はありますか?

ジュニザ: 一番は日本語能力試験に合格したいです。

そしてもう一つは日本の新聞を早く読めるようになりたいです。

取材を振り返って...

東南アジアの留学生にインタビューしていると、ここ数年の日本企業の進出の多さを感じます。また日本企業が現地社員への社員教育に熱心なのも感じます。そう言った人材育成をする中で彼女のような留学生が増え実際に日本に来て、日本の文化に触れ、企業の「時間に厳しい」というイメージの裏側には公共交通機関の「時間の正確さ」などの利便性へとつながっているということも知ってもらえたらなと思いました。ただし利便性ばかりを追い求め、働く人たちの業務が激化してしまうのも悲しいことです。東南アジアにも何度か旅行程度ですが行ったりして、そしてインタビューで出会った彼女たちと関わる中で感じるお国柄、そのおおらかさを、反対に日本も取り入れることで新しい働き方が見つかるかもしれません。

取材日
2017年06月13日
インタビュー
玉城ちはる

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